2017年2月17日金曜日


                                        こんばんは!
               今日も一日 お疲れ様です。



   家づくりで最も大切なことは、完成すると見えなくなってしまう部分です。

骨組みの頑丈さ、耐震性能、断熱性能、気密施工、通気換気システム、使用する素材だったり、自然の恵みを取り入れる間取りであったり ...


あげれば色々とありますが、今回は断熱気密施工について、ちょこっと詳しく書いてみようと思います。

そもそも、何故断熱気密施工をしっかりとやらなくてはならないのか?

それは、
外部と内部の温度差によって、壁の内側の見えない部分での結露(内部結露)が引き起こされ、土台や柱の木部の耐久性を損なわない為です。
結露のわかりやすい例えとしては、カンカン照りの中仕事を終え、真夏の暑い部屋に帰宅し、シャワーの後のビールをグラスに注ぐと、グラスに水滴がつきますよね?
シャワーの前でも後でもよいのですが、どちらにしてもグラスに水滴がつきます。私個人的には、後の方が好きです♪それもどちらでもいいですね。
話が反れてしまいましたすみません。
グラスに水滴がつく、その水滴こそがまさに結露です。
温度差と湿度が関係して起こります。

そして木材の耐久性が落ちて腐ってしまうには、三つの条件が必要です。
この三つの条件のどれか一つ欠ければ、腐朽菌活性化しません。

その条件とは、温度と空気と水分です。

結露によって水分が補われてしまった壁の中は、腐朽菌が増殖しやすい環境を作ってしまいます。これが一番こわいのです。目に見えないところで起こってしまうからです。
内部結露を起こさない為に、断熱と気密、壁の中に湿気が入らないように壁も天井も防湿シートできっちりと気密施工することが重要になってくるのです。


そしてもう一つは、夏の暑さを遮り冬の寒さを遮る。そして気密をしっかりとすることによって冷暖房の効きを良くしたり、または使わなくてもよい環境を作り出す為です。

sugieでは、断熱気密施工に関して、グラスウールマイスターによって、しつこいくらいの施工をさせていただいております。

いくら見た目だけを磨いてもダメ。

中味が大事。

中味が充実していると、おのずと表面ににじみ出てくるものなのではないでしょうか ...?!



さて、先程ビールの話をしてしまったので喉が渇いてしまいました!!

                   







                 プッシュ☆